唐突ですが、こちらをご覧になっている皆様は外食をしたいと思った時、何を参考にしてお店を探していますか?

ぐるなび?それとも食べログでしょうか?

グルメサイトや口コミサイトなど様々な媒体があるかと思いますが、近年地域のお店を探す媒体として非常に伸びている媒体があります。

それは何かというとGoogleマップです。

Googleマップは直近で利用者数が6000万人ほどになったとも言われており、年々利用者数が増えています。

そうした中、2019年と2021年を比較して日本全国の20代~60代の男女約1100人を対象に調査を行ったグローバル企業TableCheck社のデータによると

■グルメサイトの検索者数

2019年:78.9%  2021年:70.3%

■Google検索の検索者数

2019年:48.3%  2021年:62.6%

■Googleマップの検索者数

2019年:30.2%  2021年:35.6%

となっており、このデータの推移を見ると多くの人が参考にしていると思われるグルメサイトの閲覧率は実は下がっていて、逆にGoogleマップ、Google検索の割合が上がってきています。

これが何を意味するかというと「Googleマップ対策が年々重要になっていきますよ」ということです。

とは言え「グルメサイトの閲覧率もまだまだ高いし、Googleマップなんて対策しても労力かかるだけで意味無いよ」と言いたくなる方もいらっしゃるかもしれません。

そこで上記データ以外にもGoogleマップ対策に力を入れる意義とメリットを以下解説していきます。

Googleマップ対策が重要となってくる理由

Google検索の利用が増えているということは…

上記でGoogle「検索」が近年増加しているということをお話させていただきました。

Google検索が増加していると聞いてGoogleマップ対策がなぜ重要なのかを気づいた方は鋭いです。

Googleマップは例えば「地域名+業種」で検索をした時にどこに出てくるでしょうか?

そう、検索した結果のトップに出てきますね。

ということは、あらゆるグルメサイトよりも先に見られる可能性が極めて高いということになるのです。

ぐるなびや食べログと言ったサイトももちろん検索で上位に出てきますが、それよりも上に出てくる、さらに年々利用者数が増加しているとなれば、気づいている店舗は当然対策をするわけです。

そこで対策をせずに放置したならどうなるでしょうか?

対策をしている店舗との差は日に日に開いていくことになり、最終的には覆すことができない差となって表れてきてしまいます。

後から頑張っても当然投稿を蓄積してきたライバル店舗の方が常時上位表示される一方で上位表示ができなくなり、結果として対策を続けたライバル店舗にお客様が集まることになってしまいます。

ですので、ライバルがコンテンツを蓄積して決定的に差が開いてしまう前に遅れをとることなく対策をしなければならないのです。

Googleマップ利用者数は増加傾向だが対策している店舗はまだ少数

Googleマップ利用者数は2021年4月時点で月間6000万人と言われており、上記でも述べた通り今後も増加の傾向です。

そして上記のGoogleマップ利用者数のうち半数弱の47.6%が店舗情報の確認目的で使用しているとのデータがありますし、この店舗情報を見る利用者数も増加の傾向にあります。

年々増えていることを考慮すれば少なくとも6000万人の半数、3000万人程度は店舗情報の確認を目的としてGoogleマップを使用しているということになります。

つまり現時点で日本の全人口約1億2550万人のうち4分の1ほどはお店を探す時にGoogleマップで店舗情報を見ていることになります。

またスマホでGoogleマップ上の店舗情報を見てくれた人のうち約50%は実際にその日のうちに来店し、約18%は1日以内に何かしら購入をしているのです。

この成約率18%という数字は他媒体と比較すると非常に高い数字です。

この様にGoogleマップ対策の重要度は非常に高いのですが、本格的な対策を行っている店舗はまだまだ少ないと言えます。

筆者も外食をするために頻繁にGoogleマップをチェックしますが、すべてのポイントで対策をしている店舗はまだ少ないと感じる次第です。

だからこそ、ライバルが少ないうちから始めることには大きな意義があると言えます。

飲食業だけでなくすべてのローカルビジネスで重要

ここまで飲食店を例にしてお話をしてきましたが、飲食業だけでなく、美容院や不動産会社、クリニック、整体院、ネイルサロン、パーソナルジム、学習塾、専門学校など地域のローカルビジネスすべてにおいてGoogleマップの重要性は高まっています。

特に若い世代はGoogleマップを頻繁に使う傾向にありますので、若い世代をターゲットとすることが多い業界は対策をしておくことが重要であると言えます。

「飲食業ではないけれど、本格的に店舗や事務所を構えてビジネスをやっている」ということであれば、ぜひ対策をご検討ください。

 

Googleビジネスプロフィールを本格運用するにあたり何をすればいいのか

情報を充実させ、更新頻度を上げる

対策としてこれがまず欠かせません。

投稿機能を利用してキャンペーンやクーポンなどの割引情報、新商品、新メニューの紹介、その他お店の情報などを少なくとも毎週投稿をする必要があります。

マップ上で上位表示をするためには情報のフレッシュさを維持することが非常に重要だからです。

他にも店名や住所、電話番号やカテゴリ、属性などは必ず入力することとして、営業時間や商品の詳細までも入力をすることが重要です。こうした情報の充実度が高ければユーザーが検索した時にも検索にかかりやすくなりますので。

また情報を正確に保つことも忘れないでください。

実際に足を運んだら休店していたなどということになってしまうとお客様の心証を悪くしてしまいますし、逆に営業しているのに休店などとなっていては折角の機会を逃してしまいます。

口コミを増やし、お客様の投稿に返信をする

見落としがちですがお客様はかなりの割合で口コミを見ていますし、実際に口コミの数やレビューを上げることがGoogleマップ対策には非常に重要でもあります。

商品やサービスを見返りとして口コミを書いてもらうことは禁止されていますので、そうならない形で口コミを書いてもらう施策を行いましょう。

そのうえで、こうした口コミに対して何らかの返信をすることの重要性はGoogleビジネスプロフィールのヘルプにも書いてあるほどなので非常に重要なことです。

忙しくてなかなか追いつかない、、ということであれば最低限悪い内容の口コミには何らかの返信をするようにしましょう。

クレームの様な内容が書かれているのにそれに対して返信をせずにスルーをしていれば、そのお客さんとしてはずっと心証が悪いままでしょうし、最悪の場合悪い意味での口コミとなりかねません。

何らかのことが原因でお客様が心証を悪くしてしまったとしても、それに対する謝罪の返信があれば悪い印象というのは意外と覆ったりするもので、また来店していただけることもあります。

第三者から見ても、このお店は顧客を大切にするお店なんだなというのが伝わります。

例えば、店舗の雰囲気がいいとか、料理が美味しいなども重要な要素ですが、接客態度というのも口コミ評価に関わる重要な要素ですので最低限悪い内容の口コミには謝罪の意味で返信をする、できればいい内容の口コミにも感謝の意味で返信をすることが望ましいです。

各種設定を適切に行う

Googleビジネスプロフィールの設定を適切に行うことは対策としても欠かせません。

例えばオーナー確認、キーワード設定、NAP情報をそろえる、自社サイトとGoogleビジネスプロフィールを紐づける、などです。

オーナー確認とは、ハガキ、電話、メール、SMSなどで送られてくるコードを入力して本人確認手続きを行うこと。

キーワード設定とはお客様が使用しているであろうキーワードを設定すること。

NAP情報をそろえるとは名前(NAME)、住所(ADRESS)、電話(PHONE)について、ネット上にあるすべて、例えば自社で運営しているホームページやSNSなどにある記載をそろえるということです。因みにNAP情報とはNAME、ADRESS、PHONEの頭文字をとってこの名称となっています。

自社サイトとGoogleビジネスプロフィールを紐づけるとは、Googleビジネスプロフィール上で自社のホームページを確認できる様にすること、および自社のホームページの中にGoogleマップの情報を入れることです。

外部の対策

最後に外部の対策についてお話します。

ここでいう外部の対策とは、Googleビジネスプロフィールと紐づいた自社ホームページのSEO対策、および外部SNSでサイテーションを集める、などです。

Googleマップでは関連する自社ホームページの検索順位が高いほど上位表示されやすくなりますので、自社ホームページのSEO対策が重要です。

SNSでサイテーションを集めるとは、簡単に言うとSNS上で名前を出して紹介してもらうこと。

ただしSNSなどで話題になるようにと言っても自社でいくつもSNSのアカウントを取得して人気を演出するような行為はGoogleからペナルティーをもらってしまう可能性が高くなりますので、あくまでもSNS上で話題となる様な何かを自身の店舗が提供できるかどうかがポイントとなります。

また、SNSそのものもいい口コミばかりではないという意味で注意が必要です。

悪い口コミばかりがネット上に出回るようになってしまえば、Googleもよくない店舗だと判断してか検索順位を下げられるなどの措置がとられてしまうことになりますので、普段からあらゆる意味でいい口コミを集める様な施策を行いましょう。

情報も例えば名前が間違っていればサイテーションされたということにならないので、普段から名前など情報は正しくお客様に伝えることが重要です。

本当の対策はもっと本質的な部分にある

ここまでやや長めの文章なってしまいましたが、ざっと対策を書いてきました。

しかしこれらは最低限抑えるべき基本事項というだけであって、全てではありません。

例えば画像を更新していくにしても画像だけではなく、それに付随した文章をどの様に書くのか、ということも重要ですし、ライバルとどの様に差をつけるかという視点で投稿していくことも重要です。

今後、Googleマップ対策がより一般的なものとなってライバルが増えてきた時を考えると、将来につながるコンテンツの蓄積を行った店舗が成功していくことでしょう。

自身の店舗なりのシナリオを練り、文章や画像、動画で表現をしていくことが本質的には重要です。

 

まとめ

自店舗ですべてできそうにないと思ったら

いかがでしたでしょうか?

上記についてすべて自店舗で行える!ということであれば、ぜひ行っていただけたらと思います。

今の時点から対策をすればGoogleマップを利用するお客様のためにもなるでしょうし、売上増加にも寄与しますから対策を行えばプラスになります。

また改めてになりますが、飲食店に限らず美容院や不動産会社、クリニック、整体院、ネイルサロン、パーソナルジム、学習塾、専門学校などローカルビジネス全般で重要な施策となってきています。

しかしどうしても「本業に力を入れなくてはならなくて時間がない…」「自分で対策を行えるか不安だ…」という方もいらっしゃるかと思います。

そんな方には本業に集中しながらも対策を行える外注がおすすめです。

相場としては月3万円前後、契約期間はおおよそ半年からが多く、画像や動画の投稿に別途加算などのケースも見受けられます。

弊事務所の場合は現在キャンペーン中につき、契約期間は3ヵ月から、料金について最初の3ヵ月は全額返金保証有り、以後3ヵ月更新で更新ごとに初回と同じく5万円(税込み)となります。

初回は全額返金保証付きのためリスクなく始めることが可能、Googleマップのガイドラインにしっかりと準拠した形で運用を行います。

Googleマップ対策を始めたいけど、初めはできるだけリスクを少なくして行いたいという方はぜひご検討ください。

お問い合わせはこちらよりタイトルを「Googleマップ対策」としてお問い合わせいただけましたら、メールを拝見し次第迅速にご対応させていただきます。